この記事の本線は、地震後1週間を家庭で回すための「水・トイレ・食・電源・情報」の設計です。 そのうえで、近年の最先端は“インフラ側”でも進化しています。 ただし、これは今すぐ全員が使える万能機能ではありません。 だから扱いは「補強(外部環境のアップデート)」として、過信せずに理解しておくのが最適です。
補論:次世代インフラの最先端(知っておくと、備えの設計が一段クリアになる)
1) 普段のスマホが衛星につながる:Direct-to-Cell(日本でも開始)
KDDIは、衛星とauスマートフォンを直接つなぐ「au Starlink Direct(Direct to Cell)」を2025年4月10日に開始したと発表しています。 災害時の「圏外」対策が、専用端末から一般スマホの世界へ移りつつあります。
2) “市販スマホ同士”の衛星経由ビデオ通話:楽天モバイル × AST SpaceMobile
楽天モバイルとAST SpaceMobileは、2025年4月に「市販スマホ同士」の直接通信によるビデオ通話に成功したと発表しています。 これは「緊急時のネットワーク冗長性」を狙った取り組みとして説明されています。
3) 衛星は通信だけじゃない:QZSS(みちびき)の災害情報配信(DCX)
QZSS(みちびき)は、災害・危機管理通報の拡張サービス(DCX)として、JアラートやLアラートの配信を2024年4月1日に開始した旨を案内しています。 「地上網が不安定でも、別ルートで情報が届く」方向性の一例です。
4) 通信復旧は“各社バラバラ”から“共同運用”へ
日本の通信キャリア8社は、災害対応の強化(避難所支援の分担など)を共同で進める枠組みを2025年に発表しています。 読者目線では「復旧が運任せではなく、運用設計の対象になっている」ことが重要です。
この補論を、家庭の備えにどう落とすか(重要)
結論:次世代インフラは「来たらラッキー」ではなく、来なくても回る設計の上に載せる。
- 本線は今も変わらない:水・トイレ・食・電源・情報ルート
- 補強として:衛星/冗長網の進化を“選択肢”として理解
- だから締めは「家庭の運用(冗長化)」に戻すのが正しい
まとめ:地震後1週間を乗り切る設計(本線)+最先端インフラ(補強)
- 浜松市防災マップで自宅・職場・通勤ルートのリスクと避難先を確認
- 水は1人1日3Lで計算し、最低3日→できれば1週間へ
- トイレ(凝固剤+袋)を人数×日数で確保(最優先)
- 食はローリングストックで主食・タンパク・野菜枠を埋める
- 電源は容量より運用:充電袋(ケーブル一式)+短文連絡テンプレを決める
補強(最先端):Direct-to-CellやQZSS等の進化は「上乗せの保険」。
本線(家庭の運用)が完成しているほど、最先端の恩恵を安全に取り込めます。









コメント