以下は「唇の中央が冬に裂けやすい」人向けの、食生活での改善策です。ポイントは ①粘膜・皮膚の修復材料(たんぱく質) と ②修復を回す補酵素(ビタミンB群)、 ③治りを支えるミネラル(亜鉛・鉄)、 ④バリア脂質(オメガ3)、 ⑤抗酸化(ビタミンC) を“毎日ちょい足し”で揃えることです。
栄養不足(ビタミンB群・鉄・亜鉛など)が口唇炎の悪化要因になり得る点は、医療系の解説で共通して示されています(参考リンクは本文末にまとめています)。
最優先で足すべき栄養(現実的に効く順)
1) ビタミンB2 + B6(粘膜の“修復スイッチ”)
不足すると口唇炎・口角炎が起こりやすい代表格です。
- B2目標:男性30–49歳 推奨量 1.7mg/日
- 食材:卵、うなぎ、乳製品、ほうれん草、納豆
- 実装の要点:卵を食べているなら土台は良好。次に足すなら 納豆(1日1パック) がコスパと手軽さで優秀。
2) 亜鉛(“傷が塞がる速度”に直結しやすい)
亜鉛欠乏で皮膚炎・口内炎・傷が治りにくい、は典型パターンです。
- 亜鉛目標:男性30–64歳 推奨量 9.5mg/日(上限 45mg/日)
- 食材:牡蠣、牛赤身、豚レバー、かぼちゃの種、ごま
現実解(続けやすさ優先)
- 週1回:牡蠣(入手できる季節なら強力)
- 毎日:かぼちゃの種 または ごま をオートミール/サラダ/玄米に 大さじ1
3) 鉄(修復の“酸素供給”側)
鉄不足は粘膜トラブルを長引かせやすい要因です。
- 鉄目標:男性30–49歳 推奨量 7.5mg/日
- 食材:赤身肉、あさり、かつお、レバー、ほうれん草
- コツ:鉄は ビタミンCと同時 が吸収面で有利になりやすい。
4) ビタミンC(コラーゲン・治癒を支える側)
成人の推奨量は 100mg/日 です。
- 食材:キウイ、みかん、いちご、ブロッコリー、パプリカ
- 現実解:キウイ1個 または みかん2個 を「毎日固定」。
5) オメガ3(炎症を“燃え広がりにくく”する脂)
唇のバリアは脂質で守られます。冬に割れる人ほど、魚の脂が体感として効きやすいケースがあります(個人差あり)。
- 食材:サバ・イワシ・サンマ・鮭(缶詰でも可)
- 現実解:週3回、サバ缶 または イワシ缶 を夕食に足す。
今日からの「超具体」実装(普段食を崩さない)
ここは、あなたの固定食(オートミール+卵+鶏+ブロッコリー+玄米)を崩さず、 追加だけで設計しています。
| タイミング | やること(追加) |
|---|---|
| 朝(オートミール) | そのまま+ キウイ1個(ビタミンC) + ごま大さじ1 または かぼちゃの種大さじ1(亜鉛) |
| 昼(鶏+ブロッコリー+玄米) | + 納豆1パック(B群の底上げ) + のり(ミネラルの薄い補強:手軽) |
| 夜(追加枠) | 週3回:青魚(サバ/イワシ) 週1回:牡蠣(無理なら牛赤身、またはあさり) 野菜:ほうれん草 を週2–3回(鉄・葉酸側を補強) |
逆に、裂けている間は控えたい食べ方
食生活の「中身」より、刺激と脱水が治りを遅らせることが多いです。
- 唐辛子・塩強め・熱すぎる飲食(裂け目に追い打ち)
- アルコール多め、カフェイン過多(脱水方向に振れやすい)
- 甘いもの連打(口周りの炎症が引きやすい人がいる:個人差)
補足:サプリを使うなら(短期の“つなぎ”)
注意(盛りすぎ禁止)
- 亜鉛:上限があるため、過量摂取に注意(食事摂取基準の範囲で)
- ビタミンB群:食事が乱れやすい週だけ使う、が無難
受診の目安(食事を整えてもダメなら)
乾燥だけでなく、接触皮膚炎(リップ/歯磨き粉)、感染(カンジダ等)、別疾患が混ざると食事では押し切れません。 改善が乏しければ皮膚科の領域です。
参考リンク
- https://hikaridc.com/mame/cheilitis_guide.html
- https://www.senhifu.com/m-info/2126.html
- https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-b2.html
- https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/zinc_deficiency/
- https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/mineral-zn-cu.html
- https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/mineral-tetsu.html
- https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-c.html









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