「逃げられない関係」がつらいあなたへ
上司、親、配偶者、教師……相手が誰であれ、自分に害を与える人と距離を取れない関係にあるとき、人は強いストレスにさらされます。
「逃げられないから、我慢するしかない」と思い込んでいませんか?
あなたが今感じているつらさや怒り、無力感は、当然の反応です。あなたが弱いのではありません。
「やばい人」は、こうして見抜く
- 自分の非を一切認めない(責任転嫁)
- あなたを貶(おとし)めて、自分を正当化する
- 会話に一貫性がない・言っていることがコロコロ変わる
- 他人の人生をコントロールしようとする(過干渉・支配)
これらは、健全な人間関係ではありません。
距離を取れないなら、「守る工夫」をする
1. 感情に巻き込まれない
相手の言動を、情報として淡々と観察してください。「また始まった」とメタ的に眺めるのがコツです。
2. 記録する
感情的なやりとりは、記録・メモが後の自衛になります。信頼できる第三者に見せられる証拠になります。時間、場所、具体的な言動などを動画や音声で記録できない場合は、紙にでも記しておくと信ぴょう性が増します。わざと見せつける事で、相手に対する抑止力となります。
3. 反論せずに受け流す技術
YES:「そういう考え方もあるんですね」
↓
BUT:「わたしはこう感じました」
↓
NO:「なので、今回はこの方法でいきますね」
反発せずに、相手の地雷を踏まずに自分の意志を通すための言い回しです。
希望は、あなたの中にある
つらいのは、あなたの感受性が豊かだからです。
怒りや苦しさを感じるのは、本来あるべき「人間関係のあたたかさ」を、あなたが知っている証拠です。
そして、今この文章にたどり着いたあなたは、すでに第一歩を踏み出しています。
「どうせ変わらない」とあきらめなくていい。あなたは変わっていい。離れていい。守っていい。
まとめ:あなたの人生は、あなたのもの
- 「やばい人」との関係に苦しむのは、あなただけじゃない
- 関係を断てなくても、距離を取る工夫はできる
- 逃げ場・支援・記録という3つの防御を持とう
- 自分を守ることは、弱さではなく、生き抜く力
疲れた心に、少しでも光が届きますように。
この記事を書いた人: Yasumasa | 心と体のセルフケア情報を発信中
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